「駅からはじまるいきもの探し いきものGO」の実証実験で、86,747件の生物調査を実現!!

2023年9月23日から12月10日まで実施した「駅からはじまるいきもの探し いきものGO」では、86,747件(7,754種)もの生物データが集まりました。当初の想定をはるかに超える生物データが集まり、鉄道の移動の利便性と地域の皆さまのSDGsへの関心の高さが現れた結果となりました。

1 実証実験と結果概要

実施期間:2023年9月23日(土)~2023年12月10日(日)
実施エリア:​JR東日本(中央線・青梅線)沿線、東急線沿線、小田急線沿線、西武線沿線
投稿数:86,747件(7,754種)

【投稿MAP】
鉄道沿線を中心に、多くの投稿がありました。

※各プロットは投稿されたデータを示しています。

【分類群別投稿数】
最も投稿数が多かったのは「種子植物」で、(セイタカアワダチソウやススキ、ヒガンバナ)等の投稿が多かったです。次いで投稿数が多かったのは「昆虫・クモ」で、「鳥類」、「魚類」の順でした。

今後は、鉄道×「Biome」により取得したデータを活用して、自然を活用したイベント・キャンペーンの展開による付加価値の創出、さらにはTNFD開示、OECM認定などのルールの対応を見据えた検討を進めていき、沿線価値向上およびネイチャーポジティブな社会の実現を目指していきます。