”終電後の新しい帰り道”を創る『ミッドナイトシャトル三鷹』、実証実験の結果と継続運行について
2025年6月6日(金)から2025年9月27日(土)までに実施した深夜帯の移動サービス『ミッドナイトシャトル三鷹』の実証実験結果と今後の継続運行についてお知らせします。
本取り組みは、鉄道横断型社会実装コンソーシアム「JTOS」の一環として、鉄道各社の経営資源とNearMeの技術を掛け合わせ、終電後の移動課題を解決し、「1人でも多くの人が自由に移動できる社会の実現」を目指すものです。
1.『ミッドナイトシャトル三鷹』実証実験結果
2025年6月のサービス開始以来、これまでの実証実験を通じて、『ミッドナイトシャトル三鷹』は沿線住民の皆さまの確かな移動手段として受け入れられていることを確認しました。特に、都心方面からJR三鷹駅を経由し、“シェア乗り”で乗り継ぐことで、都心から直接タクシーに乗るよりも大幅にお得に帰宅できる点が評価されています。
実証実験から得られた主なデータは以下の通りです。
| 指標 | 詳細 |
| 検索数 | サービス開始から約4か月で約400件の運行検索を確認。夜間時間帯の検索コンバージョン率は非常に高い水準を記録しており、終電後の移動ニーズが顕在化していることが確認されました。 |
| 相乗り率 | 運行期間中の相乗り率は22%と高い水準で推移。相乗りという新しい移動スタイルが受け入れられていることがわかります。 |
| 利用者満足度 | 乗車された方の知人へのおすすめ度(NPS)は平均8.1点(+33.3)と非常に高い評価をいただいています。 |


2.今後の継続運行について
こうした成果を受け、本サービスが持つ確かな可能性と、さらに利用者の定着を促し事業化に向けた基盤を築くため、継続運行いたします。
今回の継続運行においては、これまでの運行エリアであるJR三鷹駅から西方向および南方向エリア(JR中央線沿線西部~JR高尾駅周辺まで)に加え、JR中央線北側エリア(武蔵境駅北側の一部、東小金井駅北側の一部)やJR青梅線昭島方面への運行エリアについても引き続きご利用いただけます。
継続運行の概要は以下の通りです。
| 項目 | 詳細 |
| 運行時期 | 2025年10月31日(金)~ 2026年1月31日(土) |
| 運行日 | サービス期間中の金曜日、土曜日 |
| 運行時間 | 24時00分~25時30分 |
| 乗車場所 | JR三鷹駅南口(3番バス乗り場付近) |
| 運行エリア | JR三鷹駅から西方向および南方向エリア(JR中央線沿線西部~JR高尾駅周辺まで)、JR中央線北側エリア(武蔵境駅北側の一部、東小金井駅北側の一部)・JR青梅線昭島方面 |

【サービスサイトURL】
https://campaign.nearme.jp/midnight-mitaka
【乗車の流れ】

今回の実証実験延長を通じて、「注文数」の拡大を図り、多様化するライフスタイルに対応した新しい移動手段として、沿線住民の皆さまが安心して心豊かに過ごせる暮らしを支えることを目指してまいります。
※2025年10月31日(金)時点の情報です。内容が変更となる可能性があります。詳細はサービスサイトをご確認ください。
3 その他、JTOS×NearMeの連携について
・『ミッドナイトSシャトル』
2025年1月から実施している『ミッドナイトSシャトル』についても実証実験を継続中。より使いやすい価格や乗り場の拡大など進化をしながら2026年1月末まで運行予定です。
https://app.nearme.jp/town-shuttle/jtos/ikebukuro/
・ホテル連携
東京ベイ潮見プリンスホテルにてインバウンド向けに貸切空港シャトル、空港シェアシャトル、貸切観光シャトルを提供中。
インバウンド旅客の大人数、大荷物の移動需要に「事前予約で、らくちん」を提供しています。需要やオペレーション負荷などを実証実験にて確認中です。
インバウンド向けサービスサイト→https://campaign.nearme.jp/hotel/services